A380で代替燃料試験飛行

2月1日にエアバス社のA380(F-WWDD)が、商用機として初めて代替燃料による飛行を成功させました。同型機では4発あるエンジンへの燃料供給系統がそれぞれ独立しており、この試験飛行では、液化した天然ガスを通常のジェット燃料に混合した物を第一エンジンへ供給したとのことです。(他の3基には通常のジェット燃料を供給)

英国フィルトンからフランスのトゥールーズまでを3時間ほどで飛行し、途中でエンジン停止・再点火の試験を行ったり、各種データを採集したとのことです。この試験の関係者は「通常燃料と変わりない」と、エアバス社のHPで公開されている動画で語っています。

先日書いた「水素燃料を利用した超音速旅客機」等、航空機の燃料を巡る新たな試みが少しずつ動き出している感じがします。「地球温暖化対策としての二酸化炭素差排出削減」や「高騰する原油価格対策」など、脱石油へ向けての圧力が高まる昨今、かつて当HP書いたような「燃料革命」が静かに始まりつつあるように思えます。ただ、製造や供給システム全域にわたる改変等にかかる初期の設備投資は膨大になるでしょうから、「安上がりに」が最優先されている現在、「革命」の達成には技術的な困難のほかに、まだまだ乗り越えなければならない山が幾つも聳え立っているように見えます。

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